これからの時代を踏まえた医師の転職

医師というのは、いつの時代もニーズがある職業で、景気の良しあしにも関わらず、いつでも仕事があります。 不況が長引くと会社は倒産することがありますが、不況だからといって病気やケガになる患者が減るわけではありません。 もっとも、どの分野に進むかによって将来性の有無に多少は影響します。 たとえば、歯科医師の場合、歯科クリニックの数はコンビニ以上ともいわれ、独立開業の道は飽和状態といえるかもしれません。 そのため、患者を待っているだけでは経営は上手くいかなくなり、外出が困難な高齢者や要介護者の自宅や介護施設に巡回する、訪問歯科の事業へと乗り出すケースが増えています。 今、日本は極めて深刻な少子高齢化社会となっています。 そこで、歯科クリニックに限らず、あらゆる業種でも海外に市場を見出したり、高齢者ビジネスに新たな活路を見出したり、少子化対策を支援するママや子供向けのビジネスに進出する企業が増えています。 こうした流れは、医師においても同じではないでしょうか。 どの診療分野でも医師転職が絶えることはないにせよ、特に将来性が高いのが高齢者向けの医療や介護分野、そして、不妊治療や産科医療、小児医療の分野といえるかもしれません。 特に高齢者医療の問題は深刻です。 単なる生活習慣病などの病気の治療では片付かない、老人性鬱や認知症など高齢者特有の病気の治療法はまだまだ確立されていません。 高齢者医療の分野に転職して、早くから多くの症例を積み、エキスパートになる人材になってみるのもいいかもしれません。 医師転職ランキング.jp

誰でも医師になる時はそれなりの希望を持って勉強をしているはずです。 しかし、働く環境が悪いと、希望はいつしか絶望に変わり、モチベーションが続かないことが多くなってしまいます。 私の元職場は医師と看護師の対立が激しく、医療現場としては最悪の環境でした。 このままでは患者さんのためになる医療はできないと判断したのが転職のポイントとなりました。 しかし、日々の仕事は膨大で、精神的な疲れもあり、新たな職場をリサーチする気力はありませんでした。 安易に医師転職をして劣悪な環境に身を置いたら、また同じことを繰り返すだけだと思いました。 ここは思い切って、人の力を借りてみようと思い立ちました。 インターネットで検索してみると、専任コンサルタントがつく転職サイトにたどり着きました。 今までの職歴と希望する条件から、ベストな職場をピックアップしてくれるサービスが付随していました。 インターネット上だけのやり取りだったら、良い職場には巡り合えなかったかもしれません。 私が利用したサイトでは、きっちりと面談を行ってから細かい条件をピックアップし、新たな職場探しをしてもらえました。 自分では絶対に探せないはずの非公開求人からの紹介をしてもらえるので、より希望に近くなったのがありがたかったです。 秘密厳守での活動ができたのも非常に助かりました。 狭い世界ですから、名が知られたら職場でもすぐにうわさになります。 サイトによって差があるかどうかは分かりませんが、しっかりとチェックをしてから活動した方がいいかもしれません。

大学病院などでは土日休み、診察は平日の午前中のみというところも多いかもしれません。 ですが、医師の仕事というのは診察だけでなく、手術や病棟の患者を診る必要もあります。 そのため、午前中の診療が終わっても遅くまで残業することもありますし、病棟や急患の受け入れのため、土日も交替で勤務するほか当直もあります。 医師として働くからにはこうしたことは覚悟の上かもしれません。 しかし、家庭の事情や体力的な問題などで、そうした働き方が厳しくなることもあるのではないでしょうか。 女性が出産をして家事や育児と両立しながら働きたいケースや、男性であっても子供や家族との時間をもっと増やしたいと考えることもあるかもしれません。 自分の子供や家族に病気や介護、引きこもりなど、何らかの問題を抱えるケースもあります。 こうしたとき、仕事をややセーブして、一般のサラリーマンのように土日休みで平日の朝から夕方の勤務や、週に数回程度といったパートタイマー的な働き方を希望することもあるのではないでしょうか。 そんな仕事があるのかと思われそうですが、探せば意外にあるものです。 たとえば、一般会社員として働く道としては、医薬品メーカーや製薬会社、生命保険会社などの社員となったり、大手企業などに設けられる医務室や診療所に転職する途があります。 養護学校や障碍者施設等でも、平日勤務の募集があります。 また、老人ホームなどでは非常勤の医師を募集しているケースも少なくありません。

実は医師には、意外と他業種からの転職者がいるのを知っていますか。 他の業種で働いていたものの、医師になりたくて退職し、医学部に入りなおして国家試験に合格した人たちです。 医学部に入るには、大学に再び入学することになるので受験勉強からはじめることになります。 一度大学を卒業した人なら3年次に編入する形をとることもできますが、これも難関で大変な倍率です。 しかも6年間の大学課程を終えた後、国家試験に合格し、それから研修医として臨床経験を積むことになるので一人前になるまで約10年かかります。 また学費も膨大です。 国立大学なら6年間で350万円程度ですが、私立大学では学費は一番安い大学でも2000万円以上、高ければ6000万円もかかるのです。 それだけの年月と学費をかけても、医療人としての道を選んだ転職組の人たちの志の強さにはただ関心をするばかりです。 それだけ、この仕事には魅力があるということでしょう。 実際に医師免許を持っていれば失業することはめったにないといえます。 まさに究極の手に職というわけです。 しかも開業医はもちろんのこと、勤務医でも定年が決まっていない病院が少なくないため生涯現役も夢ではないのです。 さらに開業医になれば、税制は優遇され高い収入が得られます。 そして何よりも患者さんに感謝され、人を救うという行為が出来るのもこの仕事ならではのよさでしょう。 社会的なステータスの高さや、収入から何かと注目される仕事ですが、実はとても地道で体力勝負で、タフでなければ勤まらない仕事なのです。

女性医師が増えています。 現在の医学部では、3分の1が女子学生で将来はもっと女性医師が誕生することは確実です。 しかし不思議なことに、私たちが実際に病院で目にするのはほとんどが男性の医師です。 3分の1ほどの女性たちは、いったいどうしてしまったのでしょうか? それは、多くの女性たちが退職、もしくは医療の第一線から転職しているという実態があるのです。 女性には妊娠や出産という避けては通れない事情があります。 このときには、男性と同じように働くことが出来ません。 そのために産休制度は多くの病院で整えられていますが、問題は復帰後です。 子どもを抱えながら夜勤や長時間勤務をこなしていくのは、並大抵のことでは出来ません。 さらに女性の医者は同業者との結婚が多いので、夫もまた多忙な医者であるケースがほとんどで、子育てをフォローしあいながら仕事をすることが大変困難になってしまうのです。 そのため女性側が退職したり、一線を退いてパート勤務に転職して子育てをしているという実態があるのです。 このように多くの女性が退職してしまうことは、医療現場の人手不足に拍車をかけることにもつながります。 よって転職する医療人の間では、女性が働きやすい環境であるかどうかは非常に重要なポイントです。 病院内の胎児所の整備や、勤務シフトの組み方、休暇の取りやすさなどは多くの女性医療人がチェックするポイントです。 妊娠出産年齢にあたる30代前後は、医療人としても大切な時期です。 この時期に多くの経験が積めるような職場を見つけることは、長い職業人生の大きなポイントになるのです。